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突然、まとまった現金が必要になった方で
急いで不動産を売却して現金を手元に用意しようと考える方も
多くいらっしゃるかと思います。
実際、新型ウィルスの影響等、経済不況の煽りを受け
不動産を手放す方を多くみてきました。

しかし、不動産というものは買い側にとっては人生に一度あるかないかの【大きな買い物】。
大きさゆえに金額も高く、そんな簡単にポンポン売れるわけではございません。
不動産売却は、一般的には約半年かかると言われています。

しかし、現在は即現金可できる【買取】という売却方法もございます。

今回は、即現金可できる【不動産買取】の仕組みを
お伝えしたいと思います。

【早く確実に売却したいなら不動産買取】
不動産買取とは、個人に向けた販売ではなく、不動産会社に直接売却を行う取引の1つです。
個人に向けた販売では、不動産会社が仲介者となり売主の代わりに買主を探しますが、不動産買取では
その買主が依頼した不動産会社となるのです。

不動産売却で最も時間がかかるのは販売活動です。この販売活動は不動産の買主が見つかるまで続きますが、
買取の場合、不動産屋が購入することが決まっているので販売活動を行うことなく売却できるのです。

不動産買取であれば、依頼日から7日~1ヶ月程度 で売却完了することができます。
その為、【家を早く売る】という目的においては『最適な売却方法』です。

しかし、メリットばかりではありません。最大のデメリットがございます。
それは【売却価格が売却相場の約7割】での取引になることが多いです。
仲介では1000万円で売れる不動産でも、買取では700万ほどの価格で取引。
【家を高く売りたい】という目的の方には、『不適な売却方法』です。

売却において、金額は最重要項目のはず。
しかし、なぜ現在、不動産業者再販物件が増えているのか。
それは上記にあげたメリットだけではなく、その他売主様にとって多くのメリットがあるからです!

1.近所の人に知られずに売却できる。
仲介の場合、新聞折り込みやネット広告に物件情報が掲載されるため、近隣の方に、売出中であることが
知られてしまう可能性があります。
しかし、買取であれば、不動産会社とのやりとりのみなので、近所の人に知られることなく売却を完了できます。

2.売却活動の手間がない。
買取では、不動産業者が物件を見て確認するのみ。売出中の内覧などの対応が必要ありません。
仲介売却の場合、買い手側と予定と合わせて、物件内覧の立会いをしたり、手間が増えます。

次の2項目に関しては買取に関して最大のメリットです!

3.仲介手数料がかからない。
不動産売却には、何かと費用がかかります。売却時諸費用の中で大きな割合を占めるのが
仲介手数料です。業法に定められた仲介手数料は 売却価格400万超えの場合
売却金額 × 3パーセント + 6万円 + 消費税となります。
1,000万で売却した場合は39万6千円もの仲介手数料がかかります。
それがかからないとなると、無駄に時間と手間をかける仲介販売より
お得に感じてしまうのではないでしょうか。

4.売却後のトラブルがない。
本来不動産を売却した際、売ってそこでお終いではなく売主様としての責任が最低でも
3ヶ月。契約不適合責任というものがつきます。これはどういったものなのかというと
シロアリ被害、配管等の不具合、漏水、見えていない不具合で責任を負う事です。
実際、売却後に契約不適合が見つかり、何百万も後だしした売主様もいらっしゃいます。
しかし、不動産業者が買取る場合、契約不適合責任はなくなります。私たちはプロとして
買取をするので、プロ目線を持って買取をしているので当然のことです。

上記4点のメリットが現在、買取を選ばれる売主様が多い理由です。
トータル的に考えて、相場の7割の金額でも仲介手数料なし、または売却後の心配がないとなると
納得の売却方法かもしれませんね。

ではなぜ買取になると相場の7割になるのか。
それは不動産業者が買い取った後に、不動産に付加価値をつけて販売を行うからです。
不動産の程度にもよりますが、約500万前後のリフォーム工事を行い、室内・室外を新築に近い状態して
販売を行います。また販売時、仲介していただいた仲介会社にも仲介手数料 満額を支払います。
また売却後の契約不適合責任を 不動産業者 が売主の場合、 最低2年 責任を負います。

そういった諸々の費用を勘案し、買取額は相場の7割となってしまうのです。

不動産売却の際は、仲介のみではなく、買取などの色々な販売方法を視野に入れて
売主様の『目的』に沿った、『最善』の販売方法をご提案いたします。
お気軽にお問合せ下さい。

ラテの不動産売却
鎌田

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